2022年北京オリンピック・スキージャンプ男子ノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得した小林陵侑選手。
兄・潤志郎さんとは戦友として日本代表として活躍中ですが、4兄弟全員がスキージャンプ選なんだそうです。
そんなアスリート一家の父・母・兄弟、家族を調べてみましょう。
小林陵侑選手は6人家族

名前 | 年齢(2021年) | |
父 | 宏典 | 57歳 |
母 | 智子(ともこ) | 57歳 |
長男 | 潤志郎(じゅんしろう) | 30歳 |
長女 | 諭果(ゆか) | 27歳 |
次男 | 陵侑(りょうゆう) | 25歳 |
三男 | 龍尚(たつなお) | 20歳 |
小林陵侑選手は、4人兄弟の3番目・次男。
兄弟4人ともスキージャンプ選手、お父さんは、元クロスカントリー選手というアスリート一家で、兄弟とも両親とも仲がいいそうですよ。
小林陵侑の父・小林宏典

父・宏典さんは、元クロスカントリー選手で、現在は中学教師をされているようです。
県連盟の強化委員
県中学体育連盟の専門部員
安代中学校スキースポーツ少年団の代表者
として、クロスカントリーの指導をされているようです。
4兄弟にスキーを教えたエピソード
最初はクロスカントリー
父・宏典さんは、元クロスカントリーの選手だったので、子供たちが小さい頃はクロスカントリーをさせていたようです。
長男・潤志郎さんが小1の頃、ジャンプをやりたがるようになり、小4の時、70mの高さのジャンプ台を飛ばせてみたとか。
小4では怖いと思うけど…
「ジャンプが好きなんだ、向いてるかもしれない」
そう思ったお父さんが、ジャンプ用の板を用意したそうです。
自宅に3mのジャンプ台
自宅の庭に3mの高さのジャンプ台を雪で作ったそうです。
小さい頃は遊びで鍛える
- 寝る前に鬼ごっこ
- 追い詰めたらプロレス技をかける
- 回転系の高い高い
子供が小さい頃に遊びながら、体幹と三半規管を鍛えたそうです。
考える力をつける
子供が小学生の頃、壁にぶつかり、惨敗。落ち込むようになったそうです。
各地の指導者と出会い勉強したそうで、それまでの教える指導から、引き出す指導へと変更。
指示を一方的にするのではなく、考えさせることに力を入れ、中学生以降、考える力がつき躍進を遂げるようになったそうですよ。
お父さんと4兄弟のエピソードこそが、今の活躍へと繋がっているんですね。
「陵侑」の名前の由来
「陵」は小高い丘のイメージ
人に紛れても目標を見失うことなく、少し小高いところに立って取り組むべきことが見られるように。
「侑」は、助けるイメージ
自分がよければいいというわけではない
との思いを込めてつけたそうですよ。
小林陵侑の母・小林智子
小林陵侑さんの母・小林智子さんの情報は、調べてみましたがわかりませんでした。
4人の子育てだけでも大変だったと思いますが、父・宏典さんと共に、子供たち4人のサポートをして大変だったのではないでしょうか。
小林陵侑の兄・小林潤志郎

ジャンプを始めたきっかけは、テレビで原田雅彦さんや岡部孝信さんを見て憧れて始めたそうです。
兄・潤志郎さんが、兄弟の中で最初にジャンプを始めたことが、小林家の4兄弟ジャンパーのきっかけのようですね。
高校時代は、ノルディック複合選手として活躍。
2010年ノルディックスキージュニア世界選手権の個人・スプリント優勝
大学に入学後、スキージャンプを得意としていたため、本格的にスキージャンプへ転向したようです。
ジャンプ転校後、1年でスキージャンプ・ワールドカップ日本代表に選ばれるほどの実力者だったんですね。
2015年シトゥルブスケー・プレソ混合団体・金メダル
2015年シトゥルブスケー・プレソ男子団体・金メダル
2017年全日本スキー選手権大会ノーマルヒル・優勝
2019年ゼーフェルト男子団体・銅メダル
潤志郎さんのジャンプの師匠は、長野オリンピック金メダリストの原田雅彦さん。
数々の成績を残し、2018年平昌オリンピック・2022年北京オリンピックに出場。
2022年北京オリンピックには、小林陵侑選手と兄弟揃って出場し、ノーマルヒルでは決勝戦まで残りましたが、残念ながらメダルには届きませんでしたね。
小林陵侑の姉・小林諭果

小林陵侑さんの3つ上の姉・小林諭果さんも、スキージャンプ選手として活躍されています。
お姉さんは、「かわいい・きれい、スタイルがいい」と話題にもなっています。
169cmと長身でモデルさんみたいですよね。

小学4年生から柏台スポーツ少年団でジャンプ競技を始め、数々の成績をおさめています。
2015年シトゥルブスケー・プレソ混合団体・金メダル
2015年シトゥルブスケー・プレソ女子団体・銀メダル
2015年シトゥルブスケー・プレソ女子個人・銀メダル
2017年アルマトイ女子団体・金メダル
2017年アルマトイ女子個人・銀メダル
2022年ノルディックスキー・ジャンプHBC杯・優勝
小林陵侑の弟・小林龍尚

小林陵侑選手の4つ下の弟・小林龍尚さんも、高校時代から注目される存在で「ミライモンスター」にも取材され期待されています。
3歳からクロスカントリースキー
小学1年生からジャンプ
中学生からコンバインド
を始め、数々の成績を残しています。
2019年第68回全国高等学校スキー大会・準優勝
2019年第90回宮様大会ノーマルヒル(少年組)・優勝
2019年全日本ジュニアスキー選手権大会・優勝
2019年第74年国体ジャンプ競技(少年組)・優勝
2019年第90回宮様ラージヒル(少年組)・準優勝
高校卒業後、兄・小林陵侑選手と同じ、スキージャンプ強豪チーム「土屋ホーム」に所属。
葛西紀明選手からも、将来性を期待されているようです。
「まだまだ世界に通用しないが、全日本Aランクくらいのレベルまではすぐ行ける。そこから先は努力にかかってくるが、(飛躍する)光はある」と期待する。身体的には「陵侑よりはいい能力を持っている感じはする」
引用:読売新聞オンライン
今後の活躍が楽しみですね。
まとめ
小林陵侑選手は、4人兄弟・6人家族という家族構成。
兄弟・父・母とも、とても仲がいいそうです。
小林陵侑選手の強さは、良きライバルである仲のいい兄弟と両親の存在が大きく、また環境があったからこそ、今の活躍があるのではないでしょうか。
今後の小林一家の活躍が楽しみですね。
